無料ブログはココログ

最近のトラックバック

フォト

« 2011年5月 | トップページ | 2011年8月 »

2011年6月の1件の記事

2011/06/13

iPhoneに音量調節アプリがないのはなぜか

Android携帯には音量調節アプリが結構色々とありますが、iPhone用の音量調節アプリって余り種類がありませんね。

そういえば、iPhone4では通常ボリュームボタンを押すと着信音の調節ができ、iPodで音楽を再生中は音楽の音量が調節され、着信音は変わりません。iPhoneのスピーカのボリュームとイヤホンで再生するときのボリュームも別になっており、スピーカで再生中にイヤホンを差し込むと一瞬考えてから音量が変わります。そして、イヤホンを引き抜くと、間違って抜けてしまった場合を考えてでしょうが、一時停止になります。再度再生すると、スピーカでの音量になっています。

Androidのように、色々な状況での音量を設定できるアプリも良いのですが、iPhoneの場合は、最初に作ったときによく考えて丁寧に作り込んだという感想を持ちました。おそらく、そのおかげで、スピーカでの音量、着信音の音量、イヤホンでの音量、通話の音量などを設定するアプリケーションの必要性が無いのではないかと思います。

細かな部分ですが、このような作り込みの積み重ねがあるからこそ、そこそこの機能を組み合わせたiPhoneが使いやすく感じるのかと感心しました。

使いやすさと同じように、(ライフサイクル・アセスメントとかカーボンフットプリントなどはあるにしても)まだまだ定まった評価基準が確立していない省エネルギーとか環境に優しいとかの評価も、よく考えて作り込む必要があるでしょうね。

単純にCO2の排出量のみを考えると古紙を再生するより上質紙の方が少ないのですし、時代や場所によっても環境負荷の価値観は大きく変わるし、バランスを取るって感覚が何ものなのか良く分からないままなのに、益々重要な要件になるのが悩ましいです。

« 2011年5月 | トップページ | 2011年8月 »