Takki here!

時々、見返したくなる（読み返したくなるではない）本があり、何冊かとってあります。
鶴書房の「物体Xの恐怖／防衛司令官」（2話で一冊）も、その中のひとつです。

物体X表紙

物体X裏表紙

版数や発行年はない

盛光社がつく前の鶴書房のミステリ・ベストセラーズの中の一冊です。

他にもディクスン・カーの「ビクトリア号の殺人／夜あるく」をとってあります。
ビクトリア号表紙

表紙では「ビクトリア号の殺人　夜あるく」の2話となっているのですが、なぜか最初の話が「夜あるく」で、2番目が「ビクトリア号の殺人」となっていて？？？となります。

鶴書房は色々と変遷があったようで、今は、早川書房が版権を持っているようです。
このシリーズは10巻構成で、
シリーズ一覧
となっています。

SFベストセラーズは鶴書房盛光社として発行されています。

「時をかける少女」は、筒井康隆氏の作品で、続編の「続・時をかける少女ー続タイム・トラベラーー」は、NHKテレビドラマになった「タイム・トラベラー」や「続・タイム・トラベラー」の脚本を書いた、石山透氏の作品です。これも不思議で「時をかける少女」は「時をかける少女」と「悪夢の真相」「果てしなき多元宇宙」の3話構成になっています。表紙からもシリーズ一覧からも、全くわかりませんね（苦笑）

確か、「なぞの転校生」も持っていたはずなのですが、どこをひっくり返しても見つからないので、捨ててしまったのかも知れませんねえ。こういうのを電子書籍化してもらいたいものです。

このような、ジュニア小説（と言うのか冒険活劇）は、子供の頃に読んで印象に残っているためか、年を経ても、時々見返してノスタルジックになります。

最後に、
時間砲計画表紙

これは正に冒険活劇ですね。ついでにこれも「時間砲計画」と「霧の中のとびら」の2話構成です。あとがきの「タイム・トラベルの心得」（SFマガジン元編集長　福島正実氏）も楽しく読めます。

YouTubeでピンク・レディーを見ました。久しぶりに。

二人とも、なんだかアイドルだった頃より楽しそうに歌っていますね。

まず、あの年で、あれだけ踊れる、体が動くのに感心しました。

次に、歌も踊りも安定しています。おそらく、若い頃に何千回も、繰り返し歌って踊ったのでしょうね。トレーニング量が底力になっている感じで、安心して見ていられます。

さらに、歌っている自分のことや視聴者の反応やらを楽しみながら歌っているように見えます。アイドル時代は歌って踊るのに精一杯だったのが、今は色々な状況を噛みしめて、懐かしみ、楽しみながら歌って踊っている感じです。

アイドル時代の激しい華やかさはないのですが、見ているとほんわかと幸せが伝わってくる感じがして、肩に力を入れずゆったりと心地よくなります。

なによりも「あの人は今」の感じがしないところがすごいと思います。私は別にファンではなかったのですが、ちょっと応援したくなりました。