「おむすび」の形
コンビニや惣菜屋さんで売っているおにぎりってほとんどが三角形ですね。私の母は、俵型やハンバーグ型(というかメンチカツ型、つまり丸型)を作ってくれてました。最近、そういう形のおにぎりを目にしませんが、生活している地方の特色なのでしょうか。
「おむすびころりん」という昔話にあるように、おにぎりは転がるものなのです。三角形じゃ転がらないので、転がりやすい俵型やハンバーグ型、あるいはボール状がトラディショナルな形だったはずなのですが、なぜ、「おにぎり型」というと三角形を意味するようになってしまったのでしょうか。
ところで、小学校のとき、家庭科のテストで「おにぎり」と答えると×で、「おむすび」か正解だという所にこだわっていた先生がいました。あの時「握り飯」と書いていたら◯になったのだろうか。
ちなみに、私の母は東京の下町出身です。山の手とは、だいぶ習慣も作法も違うので、一概に言えませんが、関西方面は丸型で「おむすび」って呼んでいるのだろうか。下りもんでインポートされて形は丸型になったけど、でも呼び方は関東用語の「おにぎり」のままだったのかも知れない。で、三角形は元々は関東の形で、それが今ではスタンダードになったとか。
今度の休みにでもおにぎりでも作ってみようかな。
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