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カテゴリー「書籍・雑誌」の2件の記事

2012/11/06

鶴書房の「物体Xの恐怖」

時々、見返したくなる(読み返したくなるではない)本があり、何冊かとってあります。
鶴書房の「物体Xの恐怖/防衛司令官」(2話で一冊)も、その中のひとつです。

Img_0021_1 物体X表紙

Img_0028_1物体X裏表紙

Img_0029_1版数や発行年はない

盛光社がつく前の鶴書房のミステリ・ベストセラーズの中の一冊です。

他にもディクスン・カーの「ビクトリア号の殺人/夜あるく」をとってあります。
Img_0023_1ビクトリア号表紙

表紙では「ビクトリア号の殺人 夜あるく」の2話となっているのですが、なぜか最初の話が「夜あるく」で、2番目が「ビクトリア号の殺人」となっていて???となります。

鶴書房は色々と変遷があったようで、今は、早川書房が版権を持っているようです。
このシリーズは10巻構成で、
Img_0039_1シリーズ一覧
となっています。

SFベストセラーズは鶴書房盛光社として発行されています。

「時をかける少女」は、筒井康隆氏の作品で、続編の「続・時をかける少女ー続タイム・トラベラーー」は、NHKテレビドラマになった「タイム・トラベラー」や「続・タイム・トラベラー」の脚本を書いた、石山透氏の作品です。これも不思議で「時をかける少女」は「時をかける少女」と「悪夢の真相」「果てしなき多元宇宙」の3話構成になっています。表紙からもシリーズ一覧からも、全くわかりませんね(苦笑)

確か、「なぞの転校生」も持っていたはずなのですが、どこをひっくり返しても見つからないので、捨ててしまったのかも知れませんねえ。こういうのを電子書籍化してもらいたいものです。

このような、ジュニア小説(と言うのか冒険活劇)は、子供の頃に読んで印象に残っているためか、年を経ても、時々見返してノスタルジックになります。

最後に、
Img_0022_1時間砲計画表紙

これは正に冒険活劇ですね。ついでにこれも「時間砲計画」と「霧の中のとびら」の2話構成です。あとがきの「タイム・トラベルの心得」(SFマガジン元編集長 福島正実氏)も楽しく読めます。

2012/08/21

楽天koboのSDを交換した

楽天でKoboを買いました。レビューでは評判悪いとのことですが、私の使い方ではそんなに不満はありません。まあ、画面が小さいので漫画の類は読みづらいですが。

あとファイルサイズの大きなPDFは表示できないとか、テキストはePubに変換するか、htmlにするかしないと日本語が化けるとか、デスクトップアプリケーションのKobo.appで英語の本が検索しにくいとか、www.kobobooks.comにアクセスすると楽天koboのページに飛ばされるとか、細かいところで、まだまだ使いにくいところは多いですね。とは言え、
有志ファームを入れれば、こういったのも、かなり解消して快適に使えます。

ところで、内蔵SDが2Gでは少ないかも……とか思って、手持ちの16Gに交換しました。

裏蓋を外しSDを取り出すのは、ちょっとググれば色々なwebがありましたが、写真の多い
ここ(カゾパソさん)
を参考にしました。

取り出した 2G の SD を USB カードリーダに入れ、Mac に接続。

普段使っているのが Mac なので、ターミナルで
> df /Volumes/KOBOeReader/
とか
> diskutil list
とやると
Filesystem 1K-blocks Used Available Capacity Mounted on
/dev/disk1s3 1394520 1160884 233636 84% /Volumes/KOBOeReader
とか、出てきて、KOBOeReader という名前のKOBO本体のSDが disk1 としてマウントされているのがわかります。

> dd if=/dev/disk1 of=test.dat bs=4096
で Mac にディスクイメージを書き出します。

意外に時間がかかりますが、終わるとこんなメッセージがでます。
482816+0 records in
482816+0 records out
1977614336 bytes transferred in 682.845995 secs (2896135 bytes/sec)

次に、16G の SD に付け替えて、
> diskutil umount /dev/disk1
としてアンマウントします。私はここではまりました。アンマウントしないと SD に dd できないんですね。SD に書き込むのは時間がかかりそうだったので bs=1m としました。

> dd if=test.dat of=/dev/disk1 bs=1m

かなり時間がかかった後、こんなメッセージがでます。
1886+0 records in
1886+0 records out
1977614336 bytes transferred in 1462.653974 secs (1352073 bytes/sec)

実は、ここまでの作業はターミナルを使わなくても、ディスクユーティリティでできちゃいます。

さて、問題はパーティションを広げたいのですが、Mac には UNIX で使われる parted がないため、
インストールする必要があります。これが面倒だったので、windows に移って、MiniTool Partition Wizard を使い、SDの容量を増やしました。

十分に使えています。といっても、そんなに必要ないのですが……(苦笑)